コメント
コメントありがとうございます
いつもコメントありがとうございます。
「新しいシステム」が登場するたびに、それに適応出来ない人々は淘汰されて行きます。そして我々はそれを「進歩」と呼びます。
歴史上登場した革新的なシステム、例えば活版印刷だとか、ラジオ・テレビ・電話の普及など、人類の生活を大きく変えたものの陰で、その「新しいシステム」について行けない沢山の人が淘汰されて行ったのだと思います。
極論すれば、資本主義は「貧乏人淘汰」だし、ブログ本文に書いたようなデジタル技術の浸透は、「老人淘汰」なのかもしれません。
それをどうこう言うつもりは全くありません。
現在、我々が享受している「文明的な生活」は、そういった数えきれない淘汰の上に成り立っているからです。
ただ、前世紀の終わり頃から、あまりに沢山の「新しいシステム」が登場して、みな自分がそれに付いて行くのに必死で、取り残された者たちを振り返る余裕が無いように思います。
「自然淘汰」ならぬ「科学技術淘汰」(デジタル淘汰?)というところでしょうか?
僕なんかの世代は、ギリギリ「勉強すれば何とかなる世代」なのですが、歳をとって、「新しいシステム」を勉強することもままならぬ世代や、何らかの理由で「勉強することが出来ない人達も」も沢山います。
しかし、火を使うことを覚えて以降、あるいは道具を使うことを覚えて以降の人類は、「技術的進歩を追及することを止めることの出来ない生き物」のようですから、この淘汰は今後も累乗的なスピードと数で増えて行くことでしょう。
僕たちに出来ることは、せいぜい自分が淘汰されないように、必死で世間の技術革新にしがみ付くことだけかもしれませんね。
それと、もう一つ。多くの「笑い」は、「差別」に根差しているものだと思います。
みんなが普通に出来ることを出来ない一人の人間をみんなが笑う。みんなが当たり前に解っていることを解らない一人の人間をみんなが笑う。
その差別が色々な形に姿を変えたり、一見差別には見えないよう「洗練されたギャグ」になったりして、世間に受け入れられています。
全ての笑いが差別に根差している……とは思いませんが、時折「差別的だなぁ」と思うギャグを見て、笑っている自分がいるのも確かです。
この「自分とは異質なもの(劣ったもの)を笑いの対象にする」というのは、人間の心の奥深いところにその根を持っていると思います。
この「差別と笑い」の問題については、機会があればまた色々と書いてみたいと思います。
「新しいシステム」が登場するたびに、それに適応出来ない人々は淘汰されて行きます。そして我々はそれを「進歩」と呼びます。
歴史上登場した革新的なシステム、例えば活版印刷だとか、ラジオ・テレビ・電話の普及など、人類の生活を大きく変えたものの陰で、その「新しいシステム」について行けない沢山の人が淘汰されて行ったのだと思います。
極論すれば、資本主義は「貧乏人淘汰」だし、ブログ本文に書いたようなデジタル技術の浸透は、「老人淘汰」なのかもしれません。
それをどうこう言うつもりは全くありません。
現在、我々が享受している「文明的な生活」は、そういった数えきれない淘汰の上に成り立っているからです。
ただ、前世紀の終わり頃から、あまりに沢山の「新しいシステム」が登場して、みな自分がそれに付いて行くのに必死で、取り残された者たちを振り返る余裕が無いように思います。
「自然淘汰」ならぬ「科学技術淘汰」(デジタル淘汰?)というところでしょうか?
僕なんかの世代は、ギリギリ「勉強すれば何とかなる世代」なのですが、歳をとって、「新しいシステム」を勉強することもままならぬ世代や、何らかの理由で「勉強することが出来ない人達も」も沢山います。
しかし、火を使うことを覚えて以降、あるいは道具を使うことを覚えて以降の人類は、「技術的進歩を追及することを止めることの出来ない生き物」のようですから、この淘汰は今後も累乗的なスピードと数で増えて行くことでしょう。
僕たちに出来ることは、せいぜい自分が淘汰されないように、必死で世間の技術革新にしがみ付くことだけかもしれませんね。
それと、もう一つ。多くの「笑い」は、「差別」に根差しているものだと思います。
みんなが普通に出来ることを出来ない一人の人間をみんなが笑う。みんなが当たり前に解っていることを解らない一人の人間をみんなが笑う。
その差別が色々な形に姿を変えたり、一見差別には見えないよう「洗練されたギャグ」になったりして、世間に受け入れられています。
全ての笑いが差別に根差している……とは思いませんが、時折「差別的だなぁ」と思うギャグを見て、笑っている自分がいるのも確かです。
この「自分とは異質なもの(劣ったもの)を笑いの対象にする」というのは、人間の心の奥深いところにその根を持っていると思います。
この「差別と笑い」の問題については、機会があればまた色々と書いてみたいと思います。
No title
こんにちわ
これも資本主義の表と裏かもしれません
私もインターネットなどの資本主義の象徴に頼っているので良し悪しについては、どうこう言う事は出来ませんが
何処の国も似たような下らない企画をしている事には不快感を覚えます
http://www.dailymotion.com/video/x1mbfqw_%D7%9E%D7%A8%D7%92%D7%95%D7%9C-%D7%90%D7%A8%D7%95%D7%9E%D7%94-%D7%9E%D7%A8%D7%92%D7%95%D7%9C-%D7%91%D7%90%D7%94-%D7%9C%D7%A7%D7%A0%D7%95%D7%AA-%D7%A7%D7%A4%D7%94_fun
イスラエルの場合はドラマですが、どちらにせよ慣れていない世代を馬鹿にして笑っているように思います(今風の喫茶店に慣れていない世代の人や、イエメン移民を馬鹿にするアシュケナーゼ(白人移民)というプロパガンダも含まれていますが)
一見面白可笑しく感じますが、良くよく考えると、こんなものを見て笑えるなんてとても怖い事と思います
文明の利器に頼り過ぎると人間性が退化する。と言いますが、色んなものが発達している現代で人々の心だけはどんどん荒んでいっているように思います(それも進化の一端と言えるのかもしれません)
我々も若い世代に笑われないように新しいものに馴れていかねばなりませんね
長々と失礼しました
これも資本主義の表と裏かもしれません
私もインターネットなどの資本主義の象徴に頼っているので良し悪しについては、どうこう言う事は出来ませんが
何処の国も似たような下らない企画をしている事には不快感を覚えます
http://www.dailymotion.com/video/x1mbfqw_%D7%9E%D7%A8%D7%92%D7%95%D7%9C-%D7%90%D7%A8%D7%95%D7%9E%D7%94-%D7%9E%D7%A8%D7%92%D7%95%D7%9C-%D7%91%D7%90%D7%94-%D7%9C%D7%A7%D7%A0%D7%95%D7%AA-%D7%A7%D7%A4%D7%94_fun
イスラエルの場合はドラマですが、どちらにせよ慣れていない世代を馬鹿にして笑っているように思います(今風の喫茶店に慣れていない世代の人や、イエメン移民を馬鹿にするアシュケナーゼ(白人移民)というプロパガンダも含まれていますが)
一見面白可笑しく感じますが、良くよく考えると、こんなものを見て笑えるなんてとても怖い事と思います
文明の利器に頼り過ぎると人間性が退化する。と言いますが、色んなものが発達している現代で人々の心だけはどんどん荒んでいっているように思います(それも進化の一端と言えるのかもしれません)
我々も若い世代に笑われないように新しいものに馴れていかねばなりませんね
長々と失礼しました